生徒会引き継ぎの日。


俺美蘭、ささら、ゆえは生徒会室の中にいた。


「草野先輩?」

「どうしたの?美蘭くん」

「慶良先輩は?」


草野、星目、ミキラ、ゆえまでもが暗い顔をした。

「え、何?何があったんですか?」

「慶良は、死んだ」

「!」


そうだと思ったけど……そうだったんだ。

「そう……なんですか」

「あ、美蘭ちゃんこれね」


草野先輩は、分厚いファイルをボンと渡してきた。

「こんなに……」

「よろしくね!美蘭ちゃん」

「ん?」

草野先輩は、ささらを見た。

「夜……怖い?」

ささらは「うん」と頷いた。

見るとささらは微かに震えていた。

「じゃあ、ささらちゃんも朝の生徒会ね」

「すみません。……」

「いいんだよ。夜は、龍一と腠、ブラッチのあの2人にしてあるから」

「ブラッチって……暴走族なんじゃ」

「ルキがいないときから壊滅してるよ」

「そうなんですねー(苦笑)」

「じゃ!あとは、よるしくね🌙*゚」