それからというもの、私はブラッチのたまり場に行く回数が増えて行った。

授業なんか出してもらえず・・・

出ているのは、美蘭だけ。

ほんと、ごめんと心の中で謝る。

今は、ルキさんに教えて貰っているところだ。

ルキさんは、学園でトップの成績を収めているので教え方が上手い。

分かりやすい。

私は、ルキさんと勉強しているときサミルが龍一さんの言う。

「そういえばさ」

「何?サミルくん」

「チャラい女子達と遊ばないの?」

「原ちゃんがいるから他の女興味ないよ」


ルキさんがピクっと反応して龍一さんを見る。

(ん?なんか・・・やばい?)


そんなお構いなしにサミル達は話を続けている。


「またまた〜、嘘つくなって」