あのあと、ルキさんと別れた私たち。 私と美蘭は、教室へと向かっていた___ 教室に入るとクラスメイト達が、一斉にこっちをみた。 一人の人が言う。 「原ちゃん、美蘭くん!」 クラスメイト達は、私と美蘭の周りを囲んだ。 「心配したんだよ?!」 「大丈夫!」 「なんか、あったなら俺たちに言うんだぜ!」 「あ、ありがとう」 「心配ありがとな」 そんなこんなで、一日がはじまった。