俺は今、夜の学校で授業中。

窓から見える月が綺麗だ。

そのまわりを囲むように星が散らばる。


原は、今何をしているだろうか。

俺は時間を見る。

時間は、夜の7時。

風呂でも入っているのだろうか。

そういえば、風呂の場所教えてない。

美蘭とか、ゆえに聞いているんだろう。

気がつけば、原のことしか考えられなくなっている。

ほっておけない存在になったのだ。




_____……喉が乾いた。


最近、満たされていないからな。

直接人間からの血を飲んでいない。


だが、むやみにはのみたくねぇ。




「____き。……おい、ルキ」


俺は、呼ばれた方を見る。

センコウが俺のことを呼んでいた。