最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


麻倉シキです。


お気づきの読者様もいるかもしれませんが、名前を「シキ**」から「麻倉(あさくら)シキ」へと改名しました。

これからは麻倉シキとして覚えてもらえましたら幸いです。


今回は文字数が今まででいちばん多いお話となりました。


人生は失ってから気づくことばかりだと、私は思っています。

作中にも出てきましたが、過去を追いかけて未来に焦がれて、いちばん大切にしなくてはいけない“今”という時間を当たり前だと思って雑に扱っては、失ってから後悔する。


放っておけなくて憎めないダメンズ、柊はそんな男の子な気がします。


彼はほんとうはすごく純粋な心を持っているので、だからこそ振り回されているようで無意識にも振り回してしまうタチなのかもしれません。


主要キャラはななせ、柊、洸の3人なのですが、視点の切り替えを多く取り入れさせていただきました。

なので3人それぞれの思いや個性が伝わっていましたら嬉しいです。


そのなかでも洸がいちばん今作のキーマンであり重要な立ち位置だったんじゃないかなと。

彼がいなかったらななせと柊はあのまま離れてしまっていたとも思うので、洸には作者としても感謝してます。


重いじゃなく一途、依存ではなく唯一無二。


ななせが柊へと贈った言葉は、切ない未来を背負った彼女だからこそ意味がある言葉のような気がします。

捉え方によっては気休めかもしれませんが、きっと彼らにとっては唯一の救いであり、魔法の言葉だったのでしょう。


このお話を読んでくださった読者様にとって少しでも“今”を大切にできる、そんなきっかけになる物語となりますように。


ここまでお付き合いくださり、本当にありがとうございました。




麻倉シキ