まさかホントに……?

いや……ねえ??

そんなこと言わないよね!?

「まあ、頑張れ」

えーーーーー!!!!!?

──────────そして現在に至る。

一応凛汰くんの写真は送ってもらったものの……。

私は手元のスマホに映し出した凛汰くんの写真を見つめる。

みんな、私が男の子に声をかけられるってホントに思ってるの?

そりゃあ少しずつ男の子が苦手なのも克服していってるけど、それはあくまで生徒会のみんなに限ることで……。

まだ、全男子が大丈夫になったわけじゃない。

「はぁ……」

しかも、待てども待てども凛汰くんはおろか、似ている人すら通らない。