「ーーーーまあ、警護だと思って。
頼まれたからにはちゃんと仕事しますよ。あーそうそう。
わかんないって顔ね。
君がもし、命を脅かされるとしたらーー純白ちゃん関連だから」


ーーーー純白ちゃん関連?!


ずっと平和に過ごして来たのに、
誰かのためにならなくていい。
ただ、地味に生きていたかった。

顔に似合わない目を隠すために、
メガネをかけた。


だから今更、目立ちたくなんかないのに。

「今は味方だけどさ。
いつか敵になるかもーーー」



「えっ!!」


いや、彼は強い。
俺なんかより、ずっとーーーー。