「あれー?また君たちるいの所に来たの?」



幼なじみの翼が僕に話しかけてきた女の子達に絡み始めた。



多分、助けに入ってきてくれたんだろう。



「せっかく来てもらったのに申し訳ないけど、今のるいには話しかけない方がいいよー。怒らせると怖いからね。よし、僕といい事しちゃおっか?」


「えー、るいくんがいいのに〜」

「また来るね、るいくん」



女の子達はへそを曲げて教室を出て行った。