小さい頃、近所のお屋敷にこっそり忍び込んで、そこに住んでる子とよく一緒に遊んだ。


親の目を盗んで、ひっそり、こっそり。




『ちかちゃん!』



『なぁに? どーしたの?』



『あのね、だーいすき!』



『ほんと? ちかもだよ』



『ふふ、嬉しいなぁ』



『じゃあさ、大きくなってもずっと一緒にいてくれる?』



『うん、いいよ! ちかちゃんのこと大好きだから、ずっと一緒にいたい!』



『約束ね』



『うん!! 約束!』