とりあえず、警察署まで銅城さんを連れて行った。

銅城さんは、さっきは泣いていたのに落ち着いている。


さっきから田橋さんが、こっちをちらちら見る。


「チカコ? 誰だ。」

「璃倫さんの親友です。銅城さんです。」

「そうか。」


田橋さんが来ると、銅城さんは私にしがみついた。


銅城さん、男性が怖い?


いや、テレビでは普通に男性と会話しているし。

なぜかも今聞く。