久し振りに家に帰ったなよ子。


お母さんとは口も聞かず
目も合わせない。


それどころか
ただいまも言わず


なよ子は部屋に
直行。


やがてお父さんが帰ってきても


なよ子は出迎えることもなく
部屋から出てこない。


なよ子の部屋のドアを
悲しそうな目で見つめる


お父さんとお母さん。


お母さんと仲直りすることもなく
夜が更けて


朝が来た、