ケータイ小説 野いちご

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野いちご10周年記念コンピレーションアルバム『ずっとずっと、大好きな君のそばで。』

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野いちご学園の新着投稿

    • あなたの憧れEPコン
    • 放課後
    • 教室
    • 壁ドン

    片思い中の伏見先輩がキスしているのを目撃してしまった華は先輩を避け始めた。委員会が終わり、先輩に会わないように帰ろうと教室を出ようとしたとき、誰かに教室に引き戻された。

    「ふ、伏見先輩!?どうしたんですか?」

    「華に用事があったから。ねえ、なんで俺のこと避けてるの?」

    「それより先輩、なんで壁ドンしているんです
    か?」

    「華が逃げるからだよ。質問に答えて?」

    「せ、先輩がキスしているのを見たからです。」

    「あーあれ、キスしてないよ。髪についてたゴミをとってあげただけ。もしかしてヤキモチ?」

    「そうです。先輩のことヤキモチ焼くほど好きなんです。今なんて先輩が近すぎて心臓がバクバクしています。」

    「えっ?俺も今バクバクしてる。だって華が俺のこと好きって言ってくれたから。俺も好きだよ華。可愛い、顔真っ赤。」

    赤い顔を隠すために抱きついた。


    「本当に可愛すぎ。」

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    • ある町を統治する男達
    • 夕日の見える夕方
    • 繁華街を抜けた倉庫街
    • 彼女との出会い

    繁華街を抜けると海に面している倉庫街が広がっている。

    俺達6人は今日も夕日を見ようと巡回も兼ねて海までの道のりを歩いていた。


    チヒロの「お腹空いた〜」という言葉を筆頭に他愛もない会話をしていると、1台のバイクが俺達の前を一瞬にして通り過ぎ、繁華街の方向へ消えていった。



    _______一瞬で目を奪われた。



    一瞬のうちに見えたのは、真っ黒なボディのバイクに全身真っ黒な服。そして、腰まで伸びている毛先だけ巻かれた黒髪を靡かせながら颯爽と走り去った



    「…女、か」







    これが、後々になくてはならない存在となる彼女と俺らの出会いだった。





    (リョウガside)

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    • あなたの憧れEPコン
    • 放課後
    • 抱きしめる
    • 手を繋ぐ

    「ごめん、暗くなっちゃったね…」

    「ほら、早く帰ろう」

    そう言いながら彼は、私の手を握った。


    「えっ、ちょっ…ど、どうしたの?」

    「暗いから。危ないから」

    「大丈夫だよ、いつも繋いでないじゃん!」

    突然のことに驚いた私は、そう言って彼の手を振りほどいた。


    「…ごめん、勝手に」

    「あっ、そうじゃなくて、その……」



    ''恥ずかしくて。好きだから…''

    そう、ちゃんと言える私なら、区切りをつけずにこんなに長く片想いなんてしてない。


    俯き、落ち込んだようにも見える彼に、なんだか申し訳なくなってしまった。

    好きなのに…


    言えない想いがもどかしくて、苦しくて、
    それでも無くしたくなくて、


    言葉の代わりに、今度は私から彼の手を握った。
    優しく、想いをのせて…

    顔を上げた彼は微笑んで、空いている片手で私を抱きしめた。


    「ありがとう。
    お前が好き。愛してる…」

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