《愛優said》 それから数日後のこと──────── あの日から翔流と私の絆はより一層深まった気がする。 何より翔流がたくさん笑ってくれるようになったことが私は一番嬉しかった。 俺様なのは相変わらずなんだけどね。 学校でも麻里奈と一緒にご飯を食べたり、 普通に友達もできた。 そんな日常に私は満足していた。 なのに... 最悪なことが起きてしまった。