それにしても……………ひま。 今まで由茉がいたから 由茉が動けない今、私は何をしよう…。 ……………空をみたい。 太陽を見たいなぁ。 歩けないけどさ。 そーだ。 私は棚から便箋を取り出した。 あと何日生きられるかわからないからね。 "由茉へ" 私は由茉へ手紙を書くことにした。 ねぇ、由茉。 私、由茉のこと大好きだよ。 ……………湊のことも、ね。 だから、絶対一人になんかしないからね。