ジリリリリリ・・・・・‼


目覚まし時計が大きく響き渡り、朝がきたと知らせる。

あたしはもぞもぞと布団から出した手を目覚まし時計へと差し伸べスイッチを押した。

今日も新しい一日が始まる。


あたしはベッドから降りて欠伸をしながら制服に着替え部屋から出て洗面所へと向かった。

顔を洗い髪をくしで解き、リボンを付けリビングに入る。


「あら、おはよう紫。朝ごはん出来てるから食べてね。」

「おはよう母さん。おー‼︎」


あたしは母さんの作った朝ごはんを見て嬉しい表情を浮かべた。

なぜかって?それはあたしの大好物のフレンチトーストだったからである。

あたし食卓のところへ行きフレンチトーストを手に取って口の中へと運び、あたしは幸せそうに食べた。