澪とよりを戻して何日か経ったある日の朝、学校に登校してくると、下駄箱のところに、あの後輩女子がいた。





「あ、東雲先輩!」




「……また?」





最近、この女子の俺に対するアピールが凄い。





「何回もいうけど、俺澪とより戻したんだけど」




「それでも、好きなんです」





彼女は、笑顔でそう言ってるつもりなんだろうけど、顔が引きつっていて無理してるのがわかる。