玄関の扉を開くと、少し先の門のそのまた少し先に、大樹の姿が見える。
アプローチを抜け、門を開くと、低いけど柔らかな声が聞こえて来る。
「花乃、おはよう」
「おはよう、大樹」
大樹は門を締める私に近付いて来て、隣に立つ。
もう当たり前になってしまった朝の光景。
会社の最寄駅が同じせいで私と大樹は毎朝一緒に出勤している。
家から会社迄の約一時間。
おしゃべりしながらだと結構早い。
それに大樹と一緒だと満員電車でも安心感があるから、結構助かっていたりする。
アプローチを抜け、門を開くと、低いけど柔らかな声が聞こえて来る。
「花乃、おはよう」
「おはよう、大樹」
大樹は門を締める私に近付いて来て、隣に立つ。
もう当たり前になってしまった朝の光景。
会社の最寄駅が同じせいで私と大樹は毎朝一緒に出勤している。
家から会社迄の約一時間。
おしゃべりしながらだと結構早い。
それに大樹と一緒だと満員電車でも安心感があるから、結構助かっていたりする。