ケータイ小説 野いちご

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野いちご学園の新着投稿

    • 幼なじみ
    • 放課後

    ──幼なじみって難しい。

    近くて遠くて、届きそうで届かない、そんな存在。


    「ゆうちゃ.....優心(ユウシン)くん、」

    ゆうちゃん、と呼びそうになって慌てて口をつぐむ。
    たった今、信号待ちでたまたま一緒になった彼は、いわゆる幼なじみだ。

    長谷川優心。
    さらさらの髪、綺麗な二重の瞳、高い背。

    彼自身の性格は目立つわけじゃないけれど、整った顔立ちと優しい性格で、校内では有名人だったりする。

    「...心結(ミユ)、」

    声をかけられるまで私に気付かなかったのだろう。
    ちょっと戸惑って目を瞬く優心くんは、何だか可愛かった。

    「久しぶり、だよね。元気?」

    私は彼に、もう一度近付きたい。

    勇気を出して声をあげると、彼はふわりと笑って頷いた。

    「心結が元気そうで安心した」

    あったかくて優しい、ゆうちゃんの声。


    ──幼なじみって近くて遠くて難しいけどきっと、また近付ける、よね。

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    • 同級生

    「薬だけは絶対やだ!」
    「あ?仕方ないだろ。熱あるってのに学校来たお前が悪い」
    「だって...!」

    ―――廉に会いたかった

    喉まで出かかった言葉を飲み込む。こんな恥ずかしい台詞、私が言える訳なかった。

    「んだよ、そんなに薬飲みたくねえのか?」

    首を傾げて聞いてきた廉は、どうやら勘違いしてくれた様子。
    必死に首を縦に振ると「しゃーねぇな」と廉が小さく呟いた。そして机に置いてあった水と薬を手に取っている。
    (何するつもりだろう?)
    そんな疑問も束の間。それを自分の口の中に入れてしまった廉。
    「ちょっ...!」
    「ん」
    「んんっ!」
    止めようと思った時にはもう遅く、触れ合う唇。そこから水と薬が流れ込んできて、そのまま飲み込んでしまった。

    「ふ、かーわい」
    優しく笑って頭を撫でる廉を見て、私の熱が上がったのは言うまでもない。

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    • 後輩
    • 後ろからギュッ

    「大橋君!」
    私は、たったっと大橋君に駆け寄る。
    「ごめん、待った?」
    「全然、今来たとこです。」
    お互いに目を合わせられない。
    仕事のときとは違って私服だとなんだか恥ずかしい。
    「先輩、私服可愛いですね…」
    頬を赤らめながら誉めてくれる。
    「お、大橋君も格好いいよ…」
    またお互いに恥ずかしくなる。
    「い、行こっか!」
    とにかく歩こうと、その勢いで躓く。
    「うわっ…」
    「…大丈夫ですか?」
    さっと、大橋君が支えてくれた。
    「うん、ありがと…」
    するとぱっと、大橋君は離れた。
    なんだろういつもと違う。
    「大橋君…せっかくだし手繋がない?」
    何とも恥ずかしいセリフだ。
    「……嫌です」
    「なんで…!?」
    「いつもは勝手にベタベタ触ってくるくせに!」
    ……怒っちゃった。
    しかも、しょうもない理由で。
    大橋君は、ため息をついて

    「先輩、今日一段と可愛いんですから。」
    「これ以上興奮させないで。」

    開く閉じる

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感想ノート

北川くんのゆるい恋愛事情。 (柴田/著)

  • 北川くんシリーズほんと大好きです!!
    面白いなかに胸キュンがある!!ストーリーがすごく面白くて引き込まれます!!
    続きがたのしみです!

    ゆっぴ♬   2017/01/09 21:16

  • 原 優 様

    お久しぶりですね!!
    まだお若いでしょうに!その台詞は50年後に取っておいて下さい!!笑

    全部ですか!?全部ですか!?!?うわあめちゃくちゃ嬉しいです!!でも昔書いたのとか見られるとやっぱ照れくさいですね〜!
    そう言って下さると天にロケット発射するぐらい嬉しいですが!自分にはこれしかないんでご勘弁くだせぇ!笑

    あぁ〜〜それほんと嬉しいです、嬉しいしか言ってませんが本当嬉しいです。頑張ります!!!
    誤字脱字文章おかしい点があるでしょうが行ってらっしゃいませ〜!(自分も見直して来ます。)


    とても嬉しかったです!!素敵なコメントありがとうございました!!!

    柴田   2016/12/19 20:43

  • 橘テテ様

    なんですかそれ嬉しすぎかっっ!!!!

    本当ですかめちゃくちゃ嬉しいです!!実際は作者でも手綱握るの難しい人達ですが、書いてるのは確かに楽しい人達です!笑

    ああああそんなこと言ってくださる橘様のがサイコーです!!!!頑張って更新します!!!!ですので亀ではありますが気長にお待ち下さい…!m(__)m

    楽しいコメントありがとうございました!!!!!

    柴田   2016/09/08 06:05

  • 藍川茉帆様

    うひゃー照れますね、ありがとうございます…!搾かすぐらいしかないですよそんなの??

    言われてみれば似てますね!笑 こういうズバッと毒吐くキャラクターがいるだけでそこが毒色になるというか(?) でもほんとに歳が離れてなかったら双子みたいですね!!

    もうそこはフィーリングで書いていたんですが、藍川様に言われて改めて自分なりに自分の書き方を考えてみました。
    自分の書き方としては、台詞がある場合その台詞を頭の中で言ってもらうんですね。(ただ、「北川くん」は咲田視点で進んでいるわけで、まぁ御察しの通り頭の中では咲田が喋り倒すわけです)^o^( )
    ぇだったり、えだったりと変わっているのはそのときの語尾の強さだったりするのではないかなぁ、と思っています。
    (そのときの自分の頭がどうなっていたのかは定かではないので絶対とは言えませんが…)

    なんかすごい無駄に長くなりましたスミマセン!!!!!!!
    素敵なコメントありがとうございました!!!!!

    柴田   2016/09/08 06:00

  • あすかっちちゃん様

    こんにちは!!!

    うわああ本当ですか!!めちゃくちゃ嬉しいですありがとうございます…!!
    亀更新ですが、二人がくっつくかヘタレたままで行くのか、までどうにか丁寧に書ければいいなと思っておりますので、どうかそれまでお付き合い下さい(*`・ω・)ゞ

    わああありがとうございます!!!頑張れる気が湧きました…!!ありがたや…ありがたや…????

    嬉しいコメントありがとうございました!!!!

    柴田   2016/09/07 08:06