白いベッドの上で、あなたの手が、私が纏う布を一枚ずつ剥ぎ取っていく。 それはさながら、プレゼントのラッピングを剥がすように、丁寧に。 そうして現れた白い素肌に、紅い花を咲かせていくあなたは、私に挑発的で艶かしい視線を向けて問い掛けた。 「心の準備は出来てるか?」と。 答えは簡単だ。 だって、私はもうすでに──。