郁斗side


真生、遅いな

あいつ、何してんだ?

ガチャッ


やっと帰ってきた。

だけど、帰ってきた真生を顔は悲しんでるような感じだった。

奏「おかえり~!!遅かったね。何かあったの?」

皆もきずいてたんだな、真生を表情な……

真「家に行った……だけど、美生はいなかった。」

家にいなかった?じゃぁ、あいつは今どこにいるんだよ。

潤「家にいないということは買い物?」

普通に考えたらそうなるよな。

でも、退学届け出して買い物とか美生はしないと思うんだけどな

しかし、真生はとんでもないことを言った

真「…もうこの町には居ないよ。ううん、帰ってこないよ…」

この町に……居ない?帰ってこない?

樹「ねぇ、どういうこと?」

樹が真生に聞いた。

確かにどういうことだ

あいつがここにはいないってことは分かるけど、

この町にいないって……

真「俺だって分からない!!俺が家に行った時にはいなかったんだよ
それで、美生の部屋に入ったんだ。そしたら、美生の必要最低限の物だけが消えていて
そしたら、手紙があった
内容がもうこの町にいないから安心して。この家は俺だけのものになったから星覇の皆を呼べるね。」

まじで消えたのか?

耐えきれなくなったのか?

アイツはバカだな

消えたら、皆は喜ぶだけなのに……

だけど、何だろう。とてもうれしいことなのに

心の中は悲しい気分

樹「…内容はそれだけだったの?」

そう考えていたら、樹は手紙の内容を聞いていた

俺…何、考えてんだ?アイツは俺らのこと裏切った

悲しい気分なんてありえない

真「…手紙の内容はそれだけじゃなかった。」