家に帰っても、ごはん食べる気にもなれずにただ一人、部屋の中でじっとしていた。


あれは、一翔だったのか。


本当にそうなのか。


なんて頭の中でこだまする声。


だけど、私が一翔を見違えるはずがない。


だって、ずっと一緒にいたんだから…。


苦しいときも、悲しいときも、嬉しいときも。ずっと………。