山崎と離れて、細い路地へと入ってきた航太と柳。




航太は少しでも柳から距離を置くために、民家の壁際にある樽や材木などを散乱させて行く。




ガラガラガラガラッ!?




「このガキがっ!?さっきから材木などを撒き散らしおってっ!?いい加減に我と勝負をしろっ!?」




イライラが積もりだした柳の怒りはぶちギレる寸前。





柳の言葉を無視して走り続けた航太だったが、少し広い道に出ると、ピタッ!と足を止めて向きを変えた。




「しゃーない、少し相手にしてやるか……」




柳も漸く航太に追い付くと、すぐさま抜刀し、航太も体術の構えをする。




「よくも我を馬鹿にしてくれたな?タダで済むと思うなよ!」




ダダダダダダダダッ!?